(北村サンって長瀬クンと友達だって、どこかで読んだことがある・・・)


ヒトコト言えば話が盛り上がったと思うけど、言えなかった。
わたし、駄目だな。
仕事柄、芸能人にうつつをぬかしているようなことを言っちゃいけないような気がしてならない。


「ユウコさん、好きな芸能人とかいるんですか?」


と、Mさんに聞かれ、ニヤニヤを隠すのに必死だったよ。。。
クールを装って


「うーん・・・北村一輝とかいいかな?って思うけど・・・」


「へぇー。北村一輝ね。顔のキレイな人だよね。あーいう人が好みなんだ」


北村サンを初めてTVで見たのは「あなたの隣に誰かいる」だと思ってたけど違ったんだよね。
「ネットバイオレンス〜名も知らぬ人々からの暴力〜」
(2000年 NHK)だったと最近気づいた。
http://nozawahisashi.14.dtiblog.com/blog-entry-74.html
TVジャパンが無料で見れた時にこのドラマ見た事ある。
主演の夏川結衣さんのドラマ内の役名まで覚えているし、なんとなくストーリも覚えてる。
でも、北村さんがどこでどう絡んでたかがわからない。


先月「あな誰」がネットにアップされてるのを見つけて、一気に見た。
懐かしかったなぁ。
日本よりも2〜3週間遅れてNYで放送されてたので
毎週放送前にオフィシャルサイトのあらすじをチェックしてた。
このドラマで北村さんを認識したけど、その時は
(新しい俳優さんなのかな)くらいにしか思わなかった。
それよりもストーリー展開が気になったのと
ユースケサンタマリアが演技してることに驚いた。
この人、お笑いの人だとずっと思ってたのでね。
で、今回、北村さんの動きを中心にパソコンにかじりついてみてたんだけど
いろんな発見があったよ〜〜〜。(*´Д`)
パソコンだと画面が小さいし、チャイ系がアップしてたので映像が悪いから
ミッドナイトビデオでDVDセットを購入しました。
誰もいない時にこっそりと一人楽しく見ています。
昨日、2chの過去スレ読んでたら
当時の「あな誰」携帯サイトの北村さんロングインタビューコピペを発見!
かなーり読みごたえがあるので、わたしもここに貼っちゃいます。


以下「あなたの隣に誰かいる北村一輝さんのロングインタビュー


★数馬と駿介の衣装の違いはもちろんありましたが、数馬だけでも前半と後半で全く変わりましたよね。
最初はパステルカラー系のかなりさわやかな衣装でしたね。


北)チョッキを初めて着たんですよ(笑)。
衣装合わせの時、「本当にコレを着るの?」ってビックリしました。
チョッキは似合わないと思っていたし、初めて着たんですよ。



★とてもお似合いでしたよ。カラーコンタクトは?

 
北)視力がいい方だったので、コンタクトレンズも初めてでした。
今はもう慣れたけど、最初はつけるだけで10分とか15分かかってましたから(笑)
怖いし痛いし大変(笑)
しかも、撮影で12時間以上つけていたりすると、疲れて目が痛くなったりもしました。



★このドラマのお仕事を請ける時のことからお尋ねしたいのですが、
数馬やストーリーをどのくらい知った段階で出演しようと思ったのですか?


北)設定やエンディングなど、ほとんどの大枠は教えてもらっていました。
ドラマではそこまで知って入れるのは珍しいですね。
だからこそ、すんなり撮影に入ることができました。
最初の頃は、ストーリー云々よりも数馬なのか駿介なのか
そこをどう分けていくかを重点的に監督と話していきましたね。



★実際のところ、どのように演じ分けていたんですか?


北)普通一人二役を演じる時は役者も制作者もいろいろやりたがったりするんです。
でも、変にやると数馬が軽くなってしまう。
ですから、今回は声や態度はあまり変えず、淡々とやろうと。
違いはコンタクトや衣装など外側の部分で見せていきました。



★そういう方法もあるんですね。


北)役者の芝居で違いを見せるだけが方法じゃないと思うんです。
ドラマは役者だけで作っているのではないですしね。




★途中で数馬と駿介がごちゃごちゃになるようなことはなかったんですか?


北)なかったですね。
こういう役はサジ加減が大事だと思うんですが。
それを監督に全てお任せしていたんです。
やりたいことがあればその都度提案して、後はお任せ。
林監督とは「大奥」でお仕事をご一緒していて、
基本的に言うことを聞いていれば間違いないという絶大な信頼があったんです。


★北村さんの中で、林監督との信頼関係は本当に深いんですね。


北)いいスタッフといい演出家に当たれば、役者は余計なことを考えなくてもいいんですよ。
監督が細かいことまで指示して下さったので、僕は台詞をどう言おうかとかいうことを考えるくらいでした。
とてもやりやすくていい環境でしたね。




★そういえば、数馬は7話で焼けてから目の色が黒くなりましたよね?


北)正体がバレたので、つける必要がなくなったんでしょう(笑)。




★それはつまり、数馬は駿介で、数馬自身がコンタクトをつけていたということなんでしょうか?


北)(笑)どうでしょう。
コンタクトにはいろいろな意味があるんです。
数馬と駿介の違いを見せる為の小道具でもあったしね。




★カラーコンタクトが外れた代わりに今度はヤケドの跡が加わりましたね。

北)特殊メイクなんです。いつも一時間以上かけてメイクするんですよ(笑)




★数馬を淡々と演じていたということですが、
 もう少し具体的に教えてもらえますか?


北)感情を込めて台詞を言うと人間ぽくなってしまうので、間とか感情を出さないように客観的に演じていましたね。
  人間味が出ない方が「この人、何かな」って視聴者の方は想像するじゃないですか。
  もちろん、数馬に感情がないワケじゃないですよ。
  数馬は言葉で言うのではなく、違う方法で表現するんです。




★感情を動作で出していたということでしょうか。
 数馬の動作や仕草は独特ですよね?


北)一秒長く見て視線をズラす。
  それだけでいろいろなタイミングがズレてそう見えるんでしょうね。




★北村さんご自身は数馬という人物をどのように思いますか?



北)大好きですね。
  何があろうとどんな状況になろうと、全てを覆す強さが好きです。




★確かに全てを覆してますね....(笑)


北)僕、当たり前とか普通とかそういう言葉が好きじゃないんです。
「当たり前」という言葉を聞くと
「じゃあ、当たり前とはどういうことなのかを見つめ直したことはあるのか」
とか言いたくなる。 数馬に当たり前はないんです。




★まず、死なないですからね.....。


北)数馬みたいねのもいれば、何日かしか命のない人もいて...。
死を意識して生きてる人って少ないと思うんですよ。
意識して生きていれば、「これ明日やる」とか言えなくなると思うんです。
何らかの状況をどう判断してどう乗り越えていくか、
物事をいろんな角度から捉えるのが僕自身とても好きで、
普段から意識するようにしているんです。
柔らかい考え方をもっていたいなと思いますね。




★いろいろな角度から捉えて「当たり前」を意識しないというのは
数馬そのもののような気がします。


北)そういう意味では、数馬に共感するというよりも
僕自身それをどこかで楽しんでいるように思いますね。


★それでは数馬の嫌いなところはありますか?


北)いっぱいありますよ。一言で言うならば.....怖い(笑)




★ココだけの秘密をお願いします!


北)来週最終回を見たらビデオなどで第1話から見返してみて下さい。
最初は気付かなかったようなことでも「ここにいたんだ....」とかいろいろ発見があると思います。




★例えばどのシーンですか?

北)タイトルバックをスローモーションで見ると
いろんなモノが映ってるはずです(笑)。



★他には?

北)シーンではありませんが、このドラマは企画の段階からとても計算されて作られているんです。
例えば僕は記者発表やスタート前の宣伝番組などには出演していないんですよ。
出てしまうと数馬が....とわかってしまう。
しかも、スタート時のタイトルバックのスタッフロールに僕の名前は載っていないんです。
スタッフはそういうことを最初から緻密に計算して制作していたんですよ。
だからこそ、僕も安心して出来ましたし、自分たちがやっている以上に面白いと満足していますね。