実家の不思議1 ほんのり怖い編


わたしの実家は甲府です。中学に入学する時に引っ越してきた家は
前回、帰国した時にトイレがウォシュレットに変わっていました。
次回帰国する時は、この家じゃなくて違う家になります。

わたしは子供の頃から普通の人には見えないモノが見え、聞こえないモノが聞こえてました。
幼い頃はそれが当たり前で、みんなも同じだと思っていましたが
物心ついた小学校3年生のころから(ひょっとしたらわたしは他の人とは違うのかも)と認識し始めました。

この家に来た頃から、心霊体験をするようになりました。
夜中に赤ちゃんの声が外から聞こえたり、金縛りの時は必ず首を絞められる。
風邪で学校を休んだとき、ボーッとしながら時計を見て(そろそろホームルームが始まる頃だなぁ)と思った瞬間に
急に金縛りにあい、クラスのみんなの声が聞こえたこともあります。
その時はみんなが何を話しているのかは聞こえないけれど、ワーワー騒いでいる朝の様子がハッキリとわかりました。
わたしの家は夜のお店を経営していてわたしが社会人の時、妹が東京の大学へ行ってからはわたしは夜はいつも家に1人でした。
夜12時過ぎ、2階の自室でウトウトしてると下のリビングで誰かが歩き回っている気配をたまに感じることがあり、
(あぁ、お母さんが帰ってきたんだ。今日は早かったんだなぁ・・・)と思いきや
(あれ、鍵の音した? ドアが開く音した?)母はまだ帰ってきていませんでした。
家にはお仏壇がなかったのですが、お風呂に入っている時にお線香の匂いがお風呂場に漂ってきたことが1回ありました。
お風呂場と脱衣所の窓は閉まっているし、脱衣所のドア、脱衣所とお風呂場のしきりのドアも閉まっていました。
この時は怖かったなぁ。急いでお風呂からでました。


妹が夏休みで帰省してたときのことです。
夜ふたりでテレビを見ていた時に妹が言いました。



妹「今日はじめて金縛りにあった・・・・・」
私「どこで?何時頃?」
妹「ここで(居間)。1人で昼寝してたとき」
私「首絞められた?」
妹「え・・・・・ なんで知ってるの?お姉ちゃん金縛りになったことあるの?」
私「しょっちゅうだよ」
妹「お母さんに言った?」
私「言う訳ないじゃん。親なんてこういう話は信じないよ」


わたしが前回帰国したとき、家にお仏壇がありました。
母の部屋には宜保愛子さんの本が数冊、その他占い関係の本も数冊ありました。
きっと母も怖い体験をしたのだと思います。